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  • March 27, 2019


4月7日コンサート "TAIKO - Rhythm in Motion"に出演されるKasem Thipayamethakulさん。ステージ上で、スクールバンドプレーヤー、アマチュアプレーヤーと一緒に様々な打楽器を演奏します。

そして、前日4月6日にはワークショップでパーカッションの楽しさを伝えてくださいます。


タイ・カルチャーセンターにて、ロイヤルバンコク交響楽団マリンバソロ演奏
曲名〜Marimba Concerto Mahamongkol、Kitti Kuremanee作曲 (2015年)


Mr. Kasem Thipayamethakul  https://www.kasem.org/

タイで活躍するパーカッショニストのカセム・ティパヤメータークンは、多彩な音楽表現、演奏テクニックを有し、タイのドラムラインの父として知られています。ワットスッティワラーラーム学校で本格的にパーカッションを学び始め、福田誠先生、ナッタワット(スントーン)ヨートシートン氏、ブライアン・ジョンソン氏、ジェフ・ムーア教授、マーク・フォード教授に師事、多くの先生方から音楽、特に打楽器、鍵盤打楽器奏法を学びました。

1999-2000年にはアメリカのMadison Scouts Drum&Bugle Corpsのオーディションに合格し、フロントピットパーカッションのプレーヤーとしてツアーに参加。渡米中にはDCI(I&E)、PASICにマリンバソロと アンサンブルのコンテストに参加し様々な賞を獲得しました。アメリカから母国タイに帰国後、2006-2010年には Siamyth Drum&Bugle Corps のパーカッション・キャプション・ヘッドとパーカッション・アレンジャーを務めました。

2010年、サックシャーイ・レックオンダーム作曲家のアルバム「Yawaraj」に "Songwad" という楽曲名のギター付きマリンバソロを収録。2015年には、ロイヤルバンコク交響楽団とキッティ・クラアマニー作曲家の「Concerto Mahamongkol」をソロ・マリンバ奏者として演奏しました。


タイ・ヤマハ講堂にて、パーカッションアンサンブル
Overture : Adventure with Fanatic Percussion、Viskamol Chaiwanichsiri作曲(2016年)


カセートサート大学、アッサムション大学、ランシット大学など複数の大学での教鞭をとり、マレーシア、フィリピン、シンガポール、日本、アメリカの多くの団体で指導を行っています。その指導経験を元に「Drumline Exercises 2004 - 2008 Vol.1 & " 52 Rudiments transforms your DNA into a perfect Drummer by Kasem Thipayametrakul" & The Encyclopedia of The Rudiments 」を執筆、出版しました。

現在、バンコク・ソサエティ・ドラムラインのディレクター、ロイヤル・バンコク交響楽団のパーカッションパートのリーダー、ファナティック・パーカッションのキーボードとパーカッションリーダーに就任。WMC(世界音楽コンテスト)に審査員として招聘されています。また、Majestic Mallets、Pearl Drum、Zildjian Cymbal、Evans Drumhead、Vic Firth のマレット&ドラムスティック、Vic Firth 国際教育チーム、パーカッション・デザイナー、パーカッション・ハウスの楽器のデザイナとして活躍しています。
TAIKO - Rhythm in Motion